-指導方針-

私とピアノとの出会いは5歳のときでした。

保育園の先生がピアノをすらすら弾きながら歌っている姿に憧れて、母にピアノを習いたいとせがみました。

「やるからには本気で取り組むこと」と母と約束し、ピアノ教室に通いはじめました。

1番最初のレッスンはドキドキしながら、通ったことを覚えています。

優しく、楽しいレッスンでピアノを弾くことが楽しい日々でした。


しかし、3年間通ったにも関わらず、私は楽譜がまともに読めませんでした。

先生の模範演奏を耳で覚えて帰って家で練習するという日々でしたが、段々と曲のレベルが上がるにつれ、

1度の模範演奏でリズムや音をすべて覚えることは難しく、怒られてしまうことも増え、段々とピアノを楽しめなくなっていきました。

そのような日々が続き、ピアノの経験がある母の意向で、小学校3年生のときにピアノ教室を変える事となりました。


新しい先生は私に、譜読みの方法を一から丁寧に教えてくださりました。

そのうちすぐに「楽譜を読む」という事が楽しくなり、「楽譜さえあればどんな曲も弾ける!」と感動し、

新しい楽譜を先生にもらったときは、「早くピアノで音にしてみたい」とわくわくした気持ちでいっぱいになりました。

先生の指導は「譜読み」から「美しい音色の出し方」や「粒の揃ったリズムで弾く事」など細かい演奏テクニックへとシフトしていき、ときには難しくて壁を感じる事もありましたが、音楽の良さ、美しさを教えて頂き、楽しく続ける事ができました。


中学、高校と進むにつれ、より深く学びたいと思うようになり、音楽大学へ進学することとなりました。

大学を卒業してからは、ピアノ教室の講師として指導経験を積みました。

週に40~50人の生徒さんのレッスンをする大変な日々でしたが、たくさんの個性に出会い、とても貴重な学びの日々でした。


私の経験から、松橋ピアノ教室では「楽譜が読めない」「リズムがわからない」という悩みが生徒さんからなくなり、音楽的自立を果たせるような土台作りを指導方針としています。

また、音楽の美しさを感じ、素敵な曲に出会ったときのわくわくした気持ちを持ってもらえるようなレッスンができたらと思います。

-レッスンのお約束-

松橋ピアノ教室では、ピアノを始める際に習慣化して頂きたいお約束が4つあります。


①あいさつをしましょう

当たり前のことですが、先ず顔を見たら「こんにちは」、レッスンを始める時は「お願いします」、レッスンの最後は「ありがとうございました」とあいさつをする習慣を身に付けます。


②ピアノを大切にしましょう

ピアノは繊細な楽器なので、大切に扱う習慣を身に付けましょう。弾く前は手を清潔に、練習の後は専用の布でピアノを拭きましょう。レッスン前に手が汚れている場合は、教室にある洗面台を使ってください♪レッスンの最後は、次の人のために一人一人にピアノの鍵盤を拭いてもらっています。


③爪を切りましょう

ピアノを弾く時に爪が「カツカツ」となってしまいますし、鍵盤の隙間に爪が挟まったら危ないです。ピアノを弾く前に爪の長さを確認してください。


④練習を習慣化しましょう

ピアノという習い事はご自宅での練習がとても大事です。最近はたくさんの習い事をこなすお子様が増えて、「練習する時間がなかった」という生徒さんもおりますが、上手に時間を使ってピアノの練習を習慣化しましょう。


以上の事を守って、気持ちよくピアノに励んで頂きたいです

私の母校の昭和音大では「礼節技」という言葉がスローガンでした。

「礼儀、節度、技術を磨いて、音楽性や人間性を高めましょう」という意味が込められていますが、3つとも音楽を学ぶのにとても大切な要素だと思っています。